株式会社ノヴィータ
2025/03/18
会社概要・業務内容
社名:株式会社ノヴィータ
ホームページURL:https://www.novitanet.com/
所在地:東京都渋谷区
従業員規模:32人
業種:情報通信業(Webマーケティング業)
事業内容:Web制作・運用事業、人材支援事業、メディア運営支援事業、事業継続支援事業、地域共創事業
会社と社員の双方が納得いくまで「期待値」をすり合わせる
当社ではテレワークのほか、個人の希望に合わせて多様な働き方ができる環境を整えてきました。この働きやすさを維持するための前提条件として「期待値のすり合わせ」を徹底しています。
会社が「社員一人ひとりに対して期待していることは何か」、社員は「自分にどのようなスキルがあり、チームや会社にどう貢献できるのか」。この両者の期待値が一致していない状態で「多様な働き方」だけが先行してしまうと、マネジメントが非常に困難になり、社員にとってもプラスになりません。そのため、必ず定期的にすり合わせを行います。期待値が高ければ良いということではなく、重要なのはお互いが納得いくまで期待値のすり合わせができたかどうかです。
テレワークを推進する三好代表取締役
マネジメントはモチベーション管理と稼働管理の両輪で進める
フルリモート体制になる前から続く当社の特徴なのですが、現在、誰がどのような業務を担当していて、今日は何をどこまで進める予定か、実際にどこまで進んだかなど、かなり細かい稼働記録を毎日つけています。日々の記録は地道で時間のかかる作業ですが、チームの業務が可視化され、予定どおりに進捗しなかった場合などはすぐに把握でき、その要因も可視化しやすくなります。
マネジメントというと、社員のモチベーション管理を中心に語られがちですが、稼働管理も同じくらい重要です。この両輪があってこそ、柔軟な働き方に欠かせない「チームプレー」が実現するマネジメントだと思っています。
テレワークゆえの「見えにくさ」はコミュニケーションの量でカバー
テレワーク環境下でのマネジメントで問題になりがちな「見えにくさ」は、コミュニケーション量を増やすことで解消してきました。まず、ミーティングを意識的に多く設定し、情報共有とコミュニケーションの確保に努めています。
月次報告会や週次で行う全社朝会に加え、チームごとに朝礼や夕礼を定期的に行っています。もちろん通常の業務ミーティングもあります。これらは基本オンラインで行っていますが、年に2回、対面とオンラインのハイブリッド形式で全社総会も実施しています。
全社総会は対面とオンラインのハイブリッドで行う
社員の声を聞くための工夫「タテ・ヨコ・ナナメ」のコミュニケーション
コミュニケーションの点では、ミーティングの回数だけでなく「タテ・ヨコ・ナナメ」の関係を意識しています。タテは上司との1on1で、個人目標の進捗確認やフィードバックなどを行います。ヨコは各部門のリーダーが横断的に情報共有を行う週2回のミーティングです。ナナメは、業務と直接関係のないテーマを設けて実施している集まりです。アジェンダなしで気軽に会話する場なので、当社では「よもやま」と呼んでいます。
例えば「ママよもやま」では、育児中の女性が参加して子育てトークをしています。普段は自分の意見を言うのが苦手な人でも、ここでなら本音を言えることもあり、大いに意義があると感じています。今後も定期的にこのような場を提供していきたいです。