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TRIPORT株式会社

2024/03/25

採用タスク&プロセスが見える化!リモートでも部署を超えてスムーズに情報共有

会社概要・業務内容

社名:TRIPORT株式会社
ホームページURL:https://triport.co.jp/company
所在地:東京都新宿区
従業員規模:12名(2023年2月1日現在)
業種:情報通信業
事業内容:ITソリューションの開発販売/経営・労務コンサルティング
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活用ツール

 kintone(業務のデジタル化ツール)
https://www.telework-rule.metro.tokyo.lg.jp/leader_powerup/tools/details.php?tool_id=38

企業の声

現在のテレワークの実施状況と今回のノーコード開発ツールが必要となった背景を教えてください。
当社における今回の事例の取組は当社と、社労士業務を実施しているTRIPORT社会保険労務士法人双方で実施しているものです(以下「当社」という。)。当社では現在、全社員完全リモートワークを実施中です。そこで各自が情報を共有し、採用プロセスを確実に実施しています。採用に関するノーコード開発が必要となった背景として、本ツールの導入前はエクセルでの応募者管理やメッセージベースで情報を共有していましたが、いくつか課題がありました。
具体的には、面接記録管理しかできておらず、採用プロセスに沿った進捗管理ができていませんでした。例えば、求人応募者が今どのフェーズ(1〜3次面接)まで進んでいるのかなどを一目で把握できず、応募者への連絡に抜け漏れが生じるリスクを抱えていました。加えて、応募者の個人情報の閲覧を許可するメンバーを、部署単位や個人単位で細かく制御することができていませんでした。結果として採用人数の増加や複数ポジションの同時募集では、進捗管理や個人情報の取り扱いが困難になっていました。そこで、応募者管理・面接記録管理・進捗管理などが一元管理でき、情報の閲覧制限を細かく設定できる仕組みが必要で、かつ専用のアプリ開発を委託することなく、現場で開発やカスタマイズが可能なノーコード開発ツールが必要でした。
導入ツールとして、「kintone」を採用した理由を教えてください。
前述の通り、ノーコード開発ツールの導入前は会社のデータ管理はスプレッドシートやSalesforceで行っていました。ノーコード開発のツールを選定するにあたって最も重視したのは、現場がカスタマイズできる点です。
加えて、業務の見える化やタスク管理が可能という点が挙げられます。kintoneはワークフローも組むことができるため、求人応募者がどの部署に応募したのか、現在どの採用プロセスにあるのかという業務(プロセス)の見える化が可能で、タスク管理では社内の誰が(どの部署のどの担当者が)、今何をやるべきなのか(誰のタスクなのか)、かつそのプロセスごとにアプリ内で実施すべきタスクが明確に定義できます。
最後に、他の業務で既に全社的にkintoneを使用していて、社員が使い方をマスターしているという点です。
「kintone」はどのような使い方をしていますか?また工夫している点なども教えてください。
一次面接や二次面接など各ワークフロータスク完了時には引き継ぎ先の担当者に自動通知が届くようにし、業務の迅速化と対応漏れを防止しています。応募者ごとにデータの閲覧制限を設け、個人情報の保護も強化しています。また、採用基準はポジションごとに異なるため、面接チェックシートのフォーマットは統一しつつも、項目のカスタマイズを容易にし、複数の採用枠にも対応しやすいよう工夫をしています。
導入後の社員の評判はいかがですか。現場の評判や苦労した点、改善点などがありましたらお願いします。
社員からは採用プロセスの透明化とタスク管理の改善により業務ストレスが軽減された!と好評です。1〜3次面接までの情報が一元管理され、応募数が多い時や複数ポジションの同時募集時にも、情報共有や引き継ぎがスムーズになりました。さらに、最終面接の基準が明確化され、会社にマッチする人材を見極めやすくなりました。特に採用担当者にとっては、kintoneを通じた情報共有によって、業務負荷やコミュニケーションコストが軽減されました。
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